カメラの起源、そして 人間の眼の起源の構造もピンホールから進化してきた。デジタル一眼に
あえて針穴だけの自作ピンホールレンズで撮影した始原の光景シリーズ。
西欧ルネサンス期に広く使われ出したカメラオブスクラはレンズのない穴の空いた暗箱だった。
ピンホール現象の記述及び考察は、古く中国やギリシャで見られ、アラビアで研究が進みカメラ
オブスクラとして完成した形になり。それが西欧に伝わったとされています。
ヨーロッパの先史時代の洞窟壁画も洞窟に偶然出現した針穴現象による神秘な画像の描写から出
てきたと推測する考古学研究もあります。
人間などのレンズも絞りもある眼の初めはピンホール眼からだったと化石から推定されています。
近代的写真装置もピンホールから始まっているという進化の神秘。
進歩したデジタル一眼の光学レンズをあえて退化した針穴ピンホール装置に変え撮影しました。
神村光洋写真集『不在を撮る』発行 2021.9.30.
神村光洋写真集『不在を撮る』
H260 x W244mm, 120p.
掲載写真101点, 日英併記
オフセット印刷(4C), 上製本
発行元 建築の建築
https://house-of-architecture.org/news-210801
ISBN 978-4-9911475-2-4
定価 4,290円 (税込)
写真 神村光洋
文章 伊藤俊治
デザイン 芝野健太
翻訳 河西香奈
編 飯沼珠実
取り扱い書店
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写真集発売を記念して写真展を開催しました。2021年10月
神村光洋写真集『不在を撮る』掲載媒体
東京新聞(11月6日)・中日新聞(11月7日)の 読書欄コラム『アートな本』で紹介されました
雑誌コマーシャルフォト12月号(2021.11.15.発売)で紹介されました
